Covia Phone を使って二台持ちを解消 -設定編-
前回の記事を受けて、Covia Phoneで二台持ちを解消するための設定について。
今回は、docomoを利用すると仮定して考えます。
確認ですが、Covia Phoneは、Simカードを2枚挿せるスマートフォンです。
しかし、2枚のSimカードを同時に認識することはできません。
そのため、電話の機能(SIM1)とパケット通信の機能(SIM2)をCovia Phoneに挿した場合、どちらかの機能が制限されます。
そのため、設定をしなければ、”電話は出れるけど、Lineでは返事ができない。もしくはその逆”といった不便な状態になります。
解決策は、”電話転送サービス”と”IP電話”を利用することです。
今回はdocomoを例に紹介します。
これは着信後数秒後に任意の指定した番号へ着信を転送するサービスです。
ポイントとしては電源が入っていない場合でも転送できるということです。
すなわち、SIM1をONにしていなくても、任意の番号に転送できます。
しかし、パケット通信専用のSIMは、通常電話を受け取ることはできません。
そこで、パケット通信専用のSIMでも通話ができるIP電話番号を取得します。
IP電話番号とは050で始まる番号のことで、マツコ・デラックスで有名な050 plus/ NTTコムや FUSION IP-Phone SMARTなどがあります。
こちらのサービスに加入することで、転送された電話を受け取ることが可能になります。
デメリットとしては、
・IP電話に転送されてくる番号が分からないこと(SIM1の番号が表示されるため)
・折り返し自分の番号でかけるためには、一旦SIMの切り替えを行う必要があること
・IP電話の設定が煩雑なこと。
いかがでしょうか。Covia Phoneに興味があるという方は、格安スマホを購入を検討される方か、SIMフリースマホを使って格安運用を試みようとしている方だと思います。
SIMフリースマホの中でも、Covia PhoneはデュアルSIMという特徴があるため、設定を行うことができれば、煩雑な二台持ちもせずに、二台持ちと同様の節約効果が得られます。
その額は、毎月3000~4000円であり、年間数万円にもなります。
家計を圧迫するスマートフォン代ですが、使い方を工夫するだけでその負担は軽くなります。
ぜひ検討してみて下さい。
ちなみに二台持ちに関しては、こちら
二台持ちでスマホの利用料金が3000円~4000円節約できる。
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