はなまるとれない

障害があってもやっていくブログ

アスペルガー的な振舞いと社会スキルの獲得について

巷では発達障がいが話題になってます。

NHKは発達障害プロジェクトをスタートさせています。

詳しくはリンククリックして、どうぞ。

www1.nhk.or.jp

発達障がいの定義付けや範囲は教育、医療、福祉によって微妙に違っていますが、そこは本質ではないので、また別の機会に。

発達障がいの枠組みの中に、社会的な絆を結ぶのに著しい障害がある人を、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、自閉症と呼びます。

IQや言語の発達の遅れの有無で、呼称が異なりますが、ここでは、絆を結ぶことに障害がある方をアスペルガー的な人と呼ぶことにします。

失礼な行動をとったり、場違いなことをしてしまうことがあるかもしれませんが、別に嫌がらせをしたいわけではなく、適切な振舞い方をしらないだけということを言い訳しておきます。

そして経験的な話と社会的スキルの獲得について書きます。

 

 

他人の心情を推察できないからコケる

アスペルガー的な障害の特徴として、「ウィングの三つ組み」がよく挙げられます。

社会性の特徴、コミュニケーションの特徴、想像力の特徴です。

特徴を聞いただけで、ウッとなると思います。

・場違いな発言をしてしまう

・失礼な態度をとってしまう

他人にはわかっていても本人は中々わからないのが特徴です。

人によって行動の理由は違うと思うのですが、

 

個人的に振り返ると、「合理的に考えて●●した」「●●は必要ないと思うので、●●していない」の2つだったと思います。

例を挙げるなら、急ぎの用事があるから話しかけたのに怒られた時ですね。

理不尽だなぁと思ったのですが、普通は様子を伺って、空いてるときにサッと入れ込むらしいですね。

オイオイ、急ぎの仕事を急がないなんてどうかしてるよ。と思った方。

上司の機嫌も大切です。上司の機嫌が良い時ほど、仕事の効率も良いですからね。

お気持ちと呼ぶらしいですね。学びました。

 

ゼミに入るようになってからはますますキツくなりましたが、アスペルガーのセルフヘルプ本を読むと、学生課が助けてくれたりするらしいですね。

私はカウンセリング行ったけど、「それは、みんなあることだから」と返されましたが、まぁ今はそれなりに支援してくれると思います。

本は紹介します。

 

大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・マニュアル

大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・マニュアル

  • 作者: 横井英樹,五十嵐美紀,小峰洋子,内田侑里香,月間紗也,加藤進昌
  • 出版社/メーカー: 星和書店
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

これ支援者向けの本ですが、患者用買うと正解かどうか判断できないのですよ。

個人的には人の機嫌を伺う。という設問が非常に苦手でした。

正解見ないとわかんねーよってなります。友達がいる人は友達に聞いてもいいぞ!

 

 

社会的に孤立する→経験が積めなくて苦しい

この本は良い本です。(アフィリエイトリンクです)

この本読んで、そりゃそうだわと思うか、思い当たりすぎて頭を振り続けるかどちらかになると思います。

 

大人のアスペルガー症候群 (こころライブラリーイラスト版)

大人のアスペルガー症候群 (こころライブラリーイラスト版)

 

私は後者でした。上司がおかしいと思ったら自分がおかしかったやつです。

人間は社会性を発達させ、集団で生きてきました。

群れることで、外敵からの受けるリスクを減らし、栄てきました。

外敵からのリスクが減った後は、群れの中での地位が大切になってきます。

猿山理論を提唱されている本もありましたが、その説明は非常に腑に落ちました。

基本的に、皆さん感情と体面を大事にするらしいので、そこらへんに敬意を払うと、人間関係がスムーズになるとのことです。(悪意がある訳ではなく、気に障ったらすみません)

新人は仕事教わる立場ですからね、どんどん仕事減っていきます。

経験が積めなくなって詰みます。気をつけましょう。

群れの中で孤立しないためにも、覚書を残しておきます。

 

・笑顔で応対しましょう。

・話は遮らないようにしましょう。

・先輩、上司が好きな物をしっかり把握して、体験を語りましょう。

・先達には敬意を示しましょう。

・同僚とは、仕事の話でもいいのでしましょう。

・相談をすると、好感度・交友度が微妙に上がります。

 

これが、集団を繰り返し追放されて覚えた少ないノウハウでした。

もっとたくさんのスキルを得たかったですが、メンタルがやられました。

無理は厳禁です。体をやってしまうと復帰に数年かかることもザラですから。

 

トライアンドエラーしかない人生

 

基本的に社会は荒波で、穴だらけの船で漕ぎ出す私は沈没するか転覆するのが常ではないのかと感じてしまいます。

それでも、穴が開いた箇所に何かしらの板を張り付けて再度、航海をするのが人生なのではないかと思います。

冒頭でも述べた通り発達障がいも着目され、アイツ変だったけど、もしかして。と診断を受ける事ができるようになりました。

現代医療の進歩と、先達が勝ち取った地位を利用しながら、できるだけ摩擦がない人生を過ごしたいところです。

やはり人間は向き不向きがありますから、しっかり適性を見極めてほどほどにやっていきましょう。

けれども残念ながら、発達障がいは個人によって度合が異なるのが常ですので、明確な指針を立てるのが難しいのが現状です。

精神というのはあいまいなもので、fMRIで脳の機能を探るといっても、血流の程度でしか判断できないのです。

ですので、支援者の力を借りながら、身の丈に合ったものを進めていければいいなとは考えています。

 

パッケージ化された社会スキル

最近はソーシャルスキルトレーニング(SST)という項目で社会的スキルが(一応)習得できるようにパッケージ化されています。

就労移行支援や就労継続支援を受けるとプログラムの中に入ってるかと思います。

上記の施設を利用したい人はWISC受けて、手帳取るんだ。

元は統合失調症向けのプログラムだったそうですが、今では大人から子どもまで、幅広い年齢を対象にプログラムが用意されています。

やはり集団との軋轢が発生し、追放されながら覚えていく社会スキルはとても苦い味がします。

文字通り血肉できた社会的なスキルは私の信念や行動指針として深くできていますが、私としてもしたくでやったわけではないのです。やらないと大きな阻害が起こったためにやっているのです。

ブログを読まれている奇特な方には、こんな思いをしながらスキルを習得する必要はなく、本を読んで、第三者からの添削を受ける事でスムーズに順応していってほしいと思うのが本心です。

 

 

大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・マニュアル

大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・マニュアル

  • 作者: 横井英樹,五十嵐美紀,小峰洋子,内田侑里香,月間紗也,加藤進昌
  • 出版社/メーカー: 星和書店
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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